土地等の規制に関する諸外国の制度 |
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国名 |
規制の有無 |
規制の対象 |
規制の内容 |
米国 |
有 連邦・州レベルで軍の基地・施設周辺の土地利用を規制
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軍事・安全保障関連施設近接地・周辺(全米 約200施設)、大規模ハブ空港、戦略的港湾等。
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対米外国投資委員会による審査 @投資家による事前申告(外国投資家の個人情報、不動産情報、資金フロー、外国政府の関与等を提出。リスクが存在しない場合、審査不要。) 。 A当該投資の脅威・脆弱性・影響等のリスク評価。 BAで懸念が解消されない場合の追加審査・投資条件の変更命令。 ⇒懸念がなお解消されない場合、大統領は、CFIUSの勧告を踏まえ、取引の停止・禁止を命じることができる。 |
豪州 |
有 (1)「防衛エリア」「防衛航空エリア」の指定 (2)外国人等が土地の権利を取得するに当たり、一定額以上の場合には、政府への通知・承認が必要。 |
(2)の対象地は、農地、商業地、居住地等。 |
(1)について、同エリア内の立ち入り制限、 動産の撤去、建物の高さ制限等が可能。 又、防衛目的の土地収用が可能。 |
韓国 |
有
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(1)軍事基地及び軍事施設保護区域内における 建築物の新築・増築又は工作物の設置等に際しては (2)外国人等による軍事基地、軍事施設保護区域やその他国防目的で制限する区域等の土地取得について |
関係行政機関の長が許可等を行う際には、 国防部長官または管轄部隊長との協議が必要。
所在地を管轄する市長の許可が必要。
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英国 |
無 安全保障上の土地規制や外国人による土地取得等に対する規制は存在しない。 |
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仏 |
無 安全保障上の土地規制は存在しない。 |
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