石井啓一国土交通相(公明党)は8日、国交省内で新潟市の篠田昭市長らと会い、来年度の施策・予算に関する要望を受けた。公明党の漆原良夫中央幹事会会長と佐藤誠市議が同席した【写真】。
席上、篠田市長はJR新潟駅周辺の整備について言及し、鉄道在来線の高架化をはじめ、南北市街地の一体的な開発を促進することによる地域活性化などの効果を説明し、事業の必要性を強調。要望書ではこのほか、(1)バス高速輸送システム(BRT)の機能強化(2)新潟中央環状道路などの整備(3)国直轄の河川の治水対策の推進――などを求めている。
石井国交相は、要望に理解を示し、「努力していく」と答えた。