平成24年8月21日
福井で夏季議員研修会】
 
現場の声に応える公明/青森、福井で夏季議員研 市民相談から政策実現/井上幹事長ら

 
 公明党の井上義久幹事長は19日、青森市内で開かれた党青森県本部(伊吹信一代表=県議)の夏季議員研修会で講演した。渡辺孝男参院議員も出席した。
 井上幹事長は、公明党が結党以来、「大衆とともに」の立党精神の具体的実践として市民相談を積み重ね、数多くの政策を実現してきたことに触れ、「一つ一つの市民相談を大事にし、その中から政策の“芽”を生み出してきたのが公明党だ。現場の声、国民の声に本当に応えることのできる政党は、公明党しかない」と力説した。
 また、社会保障と税の一体改革関連法に賛成した理由を説明し、「国民生活と社会保障を守るために判断したことであり、今後も説明責任を果たしていく」と述べた上で、「公明党の立党精神は、ポピュリズム(大衆迎合主義)とは本質的に違う」と強調した。
 この日の研修会では、渡辺氏が社会保障改革における公明党の成果などを説明。また、水道管の耐震化対策などについて講演を聞いた。
 一方、党福井県本部(石橋壮一郎代表=県議)の夏季議員研修会が同日、福井市内で開催され、
漆原良夫国対委員長と山本香苗党女性局長(参院議員)が出席した。
 
漆原氏は、公明党が成立をリードした社会保障と税の一体改革関連法について、与野党の垣根を越えて合意したことは大きな一歩だと指摘。「これまでの政権ができなかった社会保障の分野を真正面から協議し、改革の道筋を付けたことは評価されるべきだ」と強調した。

(平成24年8月20日付け公明新聞より転載)