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(vol.30)平成28年7月13日
御挨拶・・・参院選を終えて
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―「今、直ちに憲法9条を改正する必要はない」―
10日投開票の参院選で、公明党は選挙区7、比例区7の計14議席を獲得しました。7選挙区の勝利は、我が党52年間の歴史で初めての事であり、歴史的な快挙です。また14議席獲得も過去最多に並ぶ好成績です。非改選議席も加えた参院の新勢力は25議席となり、現在の定数になってからの議席数は過去最高です。献身的なご支援を頂いた党員・支持者の皆様に、心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
アベノミクスの成果を地方や中小企業、家計、個人に届けるため全力で頑張ってまいります。また選挙戦で訴えた給付型奨学金の創設や無年金対策の実現に全力を尽くします。
参院選後、憲法改正に賛同する改憲勢力が3分の2を超える議席を占めた結果、公明党の立ち位置を問われることが多くなりました。憲法第9条改正に関する我が党の立ち位置は、次の通り明確です。
憲法改正について山口代表は「これ以上の武力行使をするなら憲法改正しかないというところまで(平和安全法制を)作った。同法制が現行憲法の下でどれだけこの国を守り、国際貢献するのに役立つかをしっかり見ていく必要があるので、今、直ちに憲法9条を改正する必要はない。9条をきちんと維持していくのが基本だ」(9日、BS朝日・激論クロスファイア)と明確に述べています。
この選挙期間中、「生活者目線の公明党が連立政権にいるから安心だ」との声を多くの方々からお聞きしました。国民の皆様の期待にお応えできるようしっかり頑張ってまいります。今後とも、公明党に温かいご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
平成28年7月13日
公明党中央幹事会会長
衆議院議員 漆原 良夫
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